紙製の台紙や作品、資料、書籍等の補強や修理にも利用されます。
無酸性(※2)の接着剤によりテープによる悪影響を抑えています。
水で活性化する接着剤を塗布しており、作品や書籍、資料などからでも簡単に貼ること・剥がすことができます。
なお、水を含ませすぎると古書や薄葉紙が濡れて痛む原因になりますのでご注意ください。
繊維の長い和紙を使用しているため比較的重い絵画や写真、版画にも使用可能です。
〇使い方
テープを必要サイズに切り、刷毛やスポンジ等を使い少量の水をテープの接着面に含ませて貼ります。
ヒンジ貼りをするときは4辺を囲うように貼るのではなく、2カ所ほどをとめるようにして貼ります。
剥がすときも、貼るときと同様に水を含ませてください。
※1 ヒンジテープ:主に「ヒンジ貼り」という蝶番のように止める方法で使われる、作品と台紙とを固定するために使用されるテープです。
※2 無酸性:中性から弱アルカリ性のこと。年月が経つにつれ、紙などから排出される酸性による劣化を遅らせるために、アルカリ性で中和し、ほぼ中性に保てるようになっています。
○商品詳細
サイズ(幅×長さ) |
販売単位 |
税抜き価格 |
25.4mm×30m |
1巻 |
3,950円 |
〇目的別のテープのご紹介
・ダブルマット、サイドマット加工に:
LJ ATGテープ
・マウントボードやマットボードなどのヒンジ留め、作品や資料の修復に:
フィルムプラスト P90
・大きな作品を効率的に固定するために:
フィルムプラスト P90プラス 強粘着
・書籍背表紙の修復、ブックマットを作る際のマットとマウントボードとの貼り合わせ、張りキャンバスの枠の装飾用に:
フィルムプラストSH
・ブックマットの貼り合わせに:
フィルムプラストT無酸布テープ